家計簿の支出カテゴリ1位は食費【実データ】食費+外食で記録の半分以上を占める
家計簿をつけていると、「自分の支出はどのカテゴリが多いのか」が気になることがあります。 食費?交通費?それとも娯楽費?
この記事では、「LINEで家計簿」の継続利用ユーザーに 限定した支出ログを集計し、カテゴリ別の記録件数と平均単価を公開します。 登録直後の試し利用ユーザーを除いた、実際に家計管理を続けている人のリアルなデータです。
- 記録数1位は食費(38.1%)。外食を合わせると記録の53%が「食べること」
- 記録は多くても1回の金額は小さい食費(平均¥1,494)が家計の主役
- 件数は少ないが1回の金額が大きいのが衣服・美容(平均¥6,324)と趣味(¥6,270)
- 食費と衣服・美容では1回の出費に4倍以上の差がある
カテゴリ別の記録件数ランキング【実データ】
カテゴリ別に記録件数を集計すると、1位の食費が全体の38.1%を占めています。 外食・テイクアウト(14.9%)を合わせると53%——記録の2件に1件以上が「食べること」に関連しています。
記録の半分以上が「食べること」——なぜそうなるのか
食費+外食が53%という数字は、感覚的にも合点がいきます。 1日の中で「お金を使う」瞬間を思い浮かべると—— コンビニのコーヒー、スーパーでの夕食の食材、昼のランチ—— 食に関する支出は1日に複数回、ほぼ毎日発生します。
一方、衣服や趣味への出費は月に1〜2回しかありません。 結果として、記録の件数では食費が圧倒的なシェアを持つことになります。
件数が多い=出費の回数が多い、ということ。食費は「積み重なりやすい支出」の典型です。
食費の平均¥1,494が意味すること
1回の食費記録の平均は¥1,494。 スーパーで夕食の食材をまとめて買う金額、コンビニで昼食とドリンクを買う金額—— そのくらいの水準です。 1回は小さくても、1日2〜3回積み重なると月の食費は簡単に5万円を超えます。 家計簿で食費を可視化する意味は、この「小さな積み重ね」を把握することにあります。
外食の平均は¥1,912で、食費より約28%高い。 1回あたりの金額差は小さく見えますが、週に5回外食をすれば月の差額は約2,000円になります。 「外食を自炊に置き換えると月いくら節約できるか」が、この数字から計算できます。
件数では少ないのに、金額が大きい「見えにくい支出」
記録件数が少ないカテゴリが、家計に与える影響が小さいとは限りません。 1回あたりの平均単価を見ると、記録頻度とは全く逆の順番になります。
| カテゴリ | 記録割合 | 平均単価 | 食費比 |
|---|---|---|---|
| 衣服・美容 | 2.7% | ¥6,324 | 4.2倍 |
| 趣味 | 2.0% | ¥6,270 | 4.2倍 |
| 医療費 | 2.4% | ¥2,951 | 2.0倍 |
| 交通費 | 7.1% | ¥2,347 | 1.6倍 |
| 外食 | 14.9% | ¥1,912 | 1.3倍 |
| 日用品 | 4.6% | ¥1,719 | 1.2倍 |
| 食費 | 38.1% | ¥1,494 | — |
記録件数2.7%の衣服・美容は、1回の平均が¥6,324。 食費の4.2倍です。 ユニクロでまとめ買い、美容院代、コスメ—— 件数は少なくても1回の出費が大きいため、月に数回の買い物でも合計は相当な額になります。
同様に趣味も平均¥6,270と高水準です。 月に2〜3回の趣味への出費だけで、月の食費に近い額になる計算です。
「たまにしか使わないから大丈夫」が家計の盲点。衣服・美容・趣味は1回の金額が食費の4倍以上あります。
カテゴリ別の支出特性まとめ
食費・外食・交通費
1回の金額は小さいが、毎日・毎週のように積み重なる。記録の半分以上を占める。合計で見て初めて影響の大きさがわかる。
衣服・美容・趣味
記録件数は少ないが1回が¥5,000〜¥8,000超。「たまの出費」が月単位では食費に匹敵する合計になることも。
家計を改善するには、この2パターンで異なるアプローチが必要です。 食費・外食のような「頻度が高い支出」は1回の金額を少し下げるだけで 月単位では大きな節約につながります。 衣服・美容・趣味のような「高額なたまの支出」は買う頻度を意識することが効きます。
どちらのアプローチが有効かを判断するには、まず自分の支出がどのカテゴリに集中しているかを 把握することが出発点です。 家計簿のグラフ機能を使うと、カテゴリ別の月次集計をひと目で確認できます。
まとめ
- 記録カテゴリ1位は食費(38.1%)。外食を合わせると記録の53%が「食べること」
- 食費の平均単価¥1,494は小さいが、毎日の積み重ねで月の総額は大きい
- 衣服・美容(¥6,324)・趣味(¥6,270)は記録件数は少ないが1回の金額が食費の4倍超
- 「頻度が高い支出」と「高額なたまの支出」では節約アプローチが異なる
- 自分の支出パターンを把握するには、カテゴリ別グラフで月次集計を確認するのが最短ルート
支出の金額分布については家計簿の支出、中央値は1,000円【実データ】、 食費を月1万円減らすコツは食費を月1万円減らす節約術で詳しく解説しています。
